Apple、開発者向けにmacOS Sequoiaのベータ6とパブリックベータを配信開始

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Apple、開発者向けにmacOS Sequoiaのベータ6とパブリックベータを配信開始

Appleは本日、macOS 15 Sequoiaのベータ6を開発者向けに公開しました。この新しいベータ版は、ベータ5のリリースから1週間後にリリースされたものです。

開発者登録をしているユーザーは、システム設定アプリのソフトウェアアップデートから、macOS Sequoiaのベータ版をダウンロードして利用することができます。このベータ版を取得するためには、Apple Developerアカウントに関連付けられたApple IDが必要です。

macOS Sequoiaの新機能

macOS Sequoiaでは、iPhoneミラーリング機能が追加されました。この機能により、ロックされたiPhoneをMacからコントロールすることが可能になります。ユーザーはiPhoneアプリを開いて使用したり、通知に対する操作を行ったり、iPhoneとMacの間でファイルをドラッグ&ドロップすることができます。

また、ウィンドウのタイル表示に新しいオプションが追加されました。ウィンドウを画面の端にドラッグすると、タイル表示の候補が表示され、複数のアプリを同時に使いやすくなります。さらに、パスワード管理のための新しい「パスワード」アプリが追加され、Safariではウェブサイトの要約や重要な情報の表示が可能となりました。ノート(Notes)アプリでは、ライブオーディオの書き起こしや数式のサポートも導入されています。

Apple IntelligenceとAI関連機能

また、iOS 18に導入されるすべてのApple Intelligence機能がmacOS Sequoiaにも搭載されますが、これらの機能はベータテストの後半で追加される予定です(Apple Siliconを搭載したMacのみ)。Apple Intelligenceには、アプリ内での編集、校正、テキスト要約を行うためのライティングツールや、プロンプトからAI画像を生成できる「Image Playground」などが含まれます。

さらに、カスタム絵文字「Genmoji」を作成して、通常の絵文字と同じように使用することができ、Siriも大幅に進化します。Siriはアプリ内でより多くの操作を行うことができるようになります。