テックニュースサイトMacRumorsは、ソーシャルメディアプラットフォーム「X」(旧Twitter)が、ユーザのプロフィールページから「いいね」タブを削除し、いいねを非公開にする計画を発表したと報じました。この変更は、MacRumorsの寄稿者であるアーロン・ペリス氏がXのiOSアプリ内で発見したフラグによって明らかになりました。(MacRumors)
「いいね」の非公開化とその理由
ペリス氏が発見したフラグをオフにすると、全てのユーザープロフィールから「いいね」タブが完全に削除されることが確認されました。この発見がX上で共有され、Xのエンジニアによって確認されました。Xのエンジニアリングディレクターであるハオフェイ・ワン氏は次のように述べています。
「はい、いいねを非公開にします。公開されているいいねは間違った行動を助長しています。例えば、多くの人々はトロールからの報復を恐れたり、自分の公的イメージを守るために、『エッジの効いた』コンテンツにいいねをするのをためらっています。」
ワン氏はさらに、「今後は誰に見られるかを心配せずにいいねができるようになります。また、いいねをすればするほど、あなたの『For you』アルゴリズムがより良くなることも覚えておいてください。」と述べました。
結局どんな変更があるのか
Xのシニアソフトウェアエンジニアであるエンリケ・バラガン氏も自身のXを更新し、今後の変更点を明らかにしました。
プライベートないいねの変更についていくつか説明します:
– あなたの投稿に誰が「いいね!」したか確認できるようになります
– すべての投稿/返信などのいいね数を確認できます
– 他の人の投稿に「いいね!」した人を確認できません
– 他の人のプロフィールに「いいね!」タブが表示されません
プレミアム機能から全ユーザーへ
これまで、Xプレミアムの加入者はオプションでプロフィールの「いいね」タブを非表示にすることができましたが、この変更により全ユーザーに適用されます。
この変更がいつ実施されるかは明確ではありませんが、実施されれば、X上の全ユーザーが自分のいいねを公開せずに行うことができるようになります。
予想されるメリットと課題
「いいね」が非公開になることで、ユーザにとってどのようなメリットがあるのでしょうか?
まずは、誰に見られるかを心配せずに、より自由にいいねをすることができます。これにより、コンテンツに対する「本音」のいいねが増えると期待されます。
「本音」のいいねが増えることで、Xのアルゴリズムは個々のユーザーに適したコンテンツをより正確に提供できるようになります。
また、いいねが公開されていることでプレッシャーに感じていたユーザにとってはよりオープンで本音の交流が可能になります。
ただ、現時点でも多くのユーザは「いいね」と公開されない「ブックマーク」をうまく活用していることから、この変更で効果がどれくらい実感できるかについては疑問が残ります。