2024年7月15日(米国現地時間)、Appleは最新のmacOS Sequoiaのベータ3を開発者向けにリリースしました。このベータ版は、システム設定アプリのソフトウェアアップデートセクションからダウンロード可能で、Apple Developerアカウントに関連付けられたApple IDが必要です。
macOS Sequoiaは、iPhoneミラーリング機能を搭載し、MacからロックされたiPhoneを操作できるようになります。これにより、iPhoneアプリの使用、通知の操作、ファイルのドラッグ&ドロップが可能となり、MacとiPhone間のシームレスな連携が実現します。
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さらに、新しいウィンドウタイルオプションが追加され、ウィンドウをディスプレイの端にドラッグすることでタイル位置が提案され、複数のアプリを効率的に使用できるようになりました。パスワード管理アプリ「Passwords」、ウェブサイトを要約するSafari、ライブ音声転写と数式サポートを備えたNotesアプリなど、多数の新機能が追加されています。
また、iOS 18にも搭載されるApple Intelligenceのすべての機能がmacOS Sequoiaにも導入される予定ですが、これらの機能はベータテストプロセスの後半で追加される予定です。Apple Intelligenceには、アプリ内のテキスト編集、校正、要約を支援するライティングツールや、プロンプトからAI画像を作成できるImage Playgroundが含まれます。
カスタム絵文字「Genmoji」を作成し、絵文字のように使用できる機能や、Siriの高度な機能強化も注目ポイントです。Siriはアプリ内での操作がよりスムーズになり、特に画面上のコンテンツに関連するリクエストに対してより理解力が向上します。
初のパブリックベータ版も同日リリース
同日、Appleは一般ユーザー向けにmacOS Sequoiaの初のパブリックベータ版もリリースしました。このパブリックベータ版は、開発者向けの第三ベータ版と同じ内容を含んでいます。パブリックベータテスターは、Appleのベータテストウェブサイトにサインアップし、システム設定アプリのソフトウェアアップデートセクションからダウンロードできます。
iPhoneミラーリング機能に加え、ウィンドウタイルの改善、ウェブサイト要約機能を持つSafari、メッセージのスケジューリングやTapback機能をサポートするMessagesアプリ、新しいデザインのPhotosアプリ、音声転写と要約機能を備えたNotesアプリなど、多数の新機能が利用可能です。
また、すべての新しいApple Intelligence機能も利用でき、アプリ全体でのライティングツールの利用や、Image Playgroundでのユニークな画像作成、Genmojiの作成、Photosアプリのクリーンアップツールなどが含まれます。さらに、SiriはAIを活用して言語理解力とコンテキスト関連性が向上し、複雑なクエリに対してはChatGPTを参照することも可能です。
macOS Sequoiaの正式リリースは今秋に予定されており、現在は一般ユーザーも新機能を試す絶好の機会となっています。新機能を早速試してみたい方は、ぜひパブリックベータ版に参加してみてください。
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