米国の著名な起業家で、Twitter(現X)の共同創設者であるジャック・ドーシー氏が、同氏が創設を手助けしたソーシャルメディアプロジェクト「Bluesky」の取締役を公式に辞任したとNeowinが伝えました。このニュースは、ソーシャルメディアプラットフォームのX (旧Twitter)上でのユーザーとのやりとりによって明らかにされ、その後Bluesky自身が公式声明を発表し、同氏の辞任を確認しました。
Blueskyプロジェクトの背景
Blueskyは、2019年にTwitterの内部プロジェクトとしてジャック・ドーシー氏の指導のもとでスタートしました。その後、独立した企業へと発展し、現在ではジェイ・グラバー氏がCEOを務めています。Blueskyの目標は、分散型ソーシャルメディアのためのオープンプロトコルを開発し、よりユーザー主導の社会的経験を提供することです。このプラットフォームは「atproto」という分散型プロトコルに基づいて運営されています。
ユーザーの急増と社会的影響
2024年初頭に一般に開放されて以来、Blueskyは招待制から誰もが参加できるプラットフォームへと移行し、わずか一日で100万人の新規ユーザーをを獲得。現在のユーザー数は550万人を超えています。この急速な成長は、中央集権化された既存のソーシャルメディアに対する代替サービスとしての地位を確固たるものにしています。
ドーシー氏の辞任とその影響
Blueskyからの公式声明では、ドーシー氏はプロジェクトの資金提供と初期段階での指導に感謝の意を表しています。ドーシー氏の辞任に伴い、Blueskyは新たな取締役を探しており、その人物はBlueskyのビジョンに共感し、ユーザーが自らの経験をコントロールできるソーシャルネットワークの構築にコミットすることが求められます。
We sincerely thank Jack for his help funding and initiating the bluesky project. Today, Bluesky is thriving as an open source social network running on atproto, the decentralized protocol we have built.
With Jack’s departure, we are searching for a new board member for the Bluesky public benefit company who shares our commitment to building a social network that puts people in control of their experience. More to come!
Bluesky の投稿より
まとめ
ジャック・ドーシー氏の辞任により、Blueskyは新たなる段階に入ります。
なお、ジャック・ドーシー氏とともにTwitterの共同創設者であるビズ・ストーン氏はつい先日、Mastodonの取締役に就任したことが明らかにされており、SNSのパワーバランスがどう変化するのかにも注目が集まります。