MicrosoftはWindowsに新機能を追加する一方で、不要と判断された機能の削除も進めています。この中で最近の例が「Paint 3D」の廃止予定です。同様に、Microsoftが長年廃止を検討していた「コントロールパネル」も、ついにその時が近づいていることが確認されました。(Neowin)
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コントロールパネルの廃止については、2011年に初めて報告されました。Windows 8のリーク画像により、Microsoftが「PC 設定」に置き換えようとしていることが示唆されたのです。この「PC 設定」は、タッチ操作に最適化されたデザインでしたが、コントロールパネルはその後も併存し続けました。
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さらに2015年には、Microsoftの上級職員が「最終的には設定がコントロールパネルに取って代わる」と明言し、廃止の噂が再燃しました。しかし、いくつかの設定項目が移行されていなかったため、コントロールパネルは依然として存在し続けました。
そして、最近になってようやく、Microsoftが公式サポートページで「コントロールパネルは設定アプリに取って代わられつつある」と明確に述べるに至りました。このサポートページでは、Windowsの各種設定ツールについて詳述しており、コントロールパネルの廃止が進行中であることが確認できます。
さらに、Microsoftは互換性の問題からコントロールパネルが依然として存在している理由についても触れています。公式ページには次のように記載されています。
互換性の理由からコントロール パネルがまだ存在し、まだ移行されていない設定にアクセスできるようにするには、可能な限り設定アプリを使用することをお勧めします。
Microsoft Support (Windows のシステム構成ツール)より
Microsoftが正式にコントロールパネルの廃止を認めたことで、Windowsの歴史における一つの時代が終わりを迎えつつあることが感じられます。今後のWindowsの進化において、設定アプリがどのようにその役割を担っていくのか注目されます。
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